215: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/06/13(火) 02:09:01.86 ID:VeJShKpJ0
ただ、今日はいろいろ珍しいものが見える。俺の言葉に、娘に驚き、喜んで、また顔を赤らめて俯いた。ここまで感情豊かだっただろうかと思う。まぁ、その表情も大げさではなく、小さな変化ではある。
「差し出がましいことを申し上げて…、お詫びいたします。食事の準備は整いましたので、食堂までご案内いたします」
後ろを向いてしまった娘を見たのと、今までのコロコロと変わる表情を見て、ふと悪ガキのような悪戯の気持ちが沸いてくる。待て、と一言かけると娘は振り返る。
「お前の好きにして構わん。その代わり、今日は俺から離れるな。命令だ、いいな?」
驚くと思ったのだが、意外にも娘は真剣な表情でしっかりと頷き。仰せのままにと力強く答えた。
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