奴隷「ご主人、様」
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226: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/08/29(火) 04:35:54.83 ID:C26bSm6i0
戻ってくる頃には、何とか心を落ち着けたのか。いつもの様子でお茶を持ってきて配膳する。いつもの茶と、焼き菓子。違うのは、指示通り娘が隣に座っているということか。

会話はない、静かなものだ。穏やかな時間がそのままに流れていて、娘が触れられる近くにいるということが、ここまで幸せなのかと思える。

あぁ、これは冗談ではなく、召使に陥れられた主人ということだろう。問題なのは、それが悪意などではなく、好意だという性質の悪さ。もし、自分が婚姻などしていれば、陳腐な悲劇の結末を迎える登場人物そのものだ。

生憎、芽生えさせられてしまった好意は俺にもある。茶を半分ほど飲んでから、またそっと娘に手を触れた。


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