奴隷「ご主人、様」
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227: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/08/29(火) 04:36:45.95 ID:C26bSm6i0
触れてから、身体をこわばらせる様子はある。しかし、以前に比べれば軟化したと言っていいだろう。

「今日の朝のことだがな?」

朝のことと言われ、娘はいろいろ思案するような様子を見せる。大体は恐らく、自分がしたことで粗相があったのか、だろう。

「お前のことは嫌いではない」

それからの言葉は続けられなかった。気恥ずかしいのと、それにやはりまだ、娘がなぜ俺に対して献身的なのかが見えない。それが、止めさせた。

「私は…」

そこからの言葉は、大体は想像できた。だが、やはりそれは娘の言葉で聞きたかった。触れた手がゆっくり優しく握られた後。

「私は、その、差し出がましい、事を、申し上げます…、愛して、おります…」

本当に後ろの方がか細い声で聴きとりづらかったが、それは間違いないと確信を持っていた。


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