穂乃果「ふふ……君も穂乃果の彼女になりたいの?」ことり「その4、なの!?」
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112: ◆wOrB4QIvCI[saga]
2016/02/02(火) 04:56:54.89 ID:owlfbFgk0


☆――――☆


 高坂穂乃果のことが、好きだった。

だらしなくて、喧嘩もたくさんして、でもいつも一緒にいた。誰よりも長い時間を過ごしていたはずだった。兄のことを、心から好きだった。自慢の兄だった。

 ――家族として、好きだった。



 高坂穂乃果のことを、好きになった。

穂乃果が絢瀬絵里さんと付き合い始めた時から、変化を感じていた。二人でどこかへ行くことはほとんど無くなった。私と話していてもすぐに携帯を開いたり、違うことを考えだしたりした。わかりにくいかもしれないけれど、私ははっきりとわかってしまった。強烈な違和感に、なぜか強い不安を当時小学生だった私は感じていた。


 穂乃果が絢瀬絵里さんと別れたら、穂乃果はまた前みたいに戻ってくれた。一緒に買い物をしたり、でもそれも短い間だった。絢瀬絵里さんと別れた後も穂乃果は、少しの感覚を開けて付き合っては別れるを繰り返していた。誰かと付き合う度、最初に感じた違和感が戻ってくる。不安になって、別れてくれたら安心する。そんな生活が続いて、それがなんなのかわからないまま私は穂乃果と同じ中学校に入学することになった。


 そこには私の知らない穂乃果がいた。


 当時付き合っていた……名前はわからないけれど、可愛かった彼女さんと穂乃果は学校でいつもイチャイチャしていた。幸せそうに笑う笑顔は私に向けたことがないもので、それを見てしまった瞬間……私は穂乃果のことを好きだったんだと気がついてしまった。絶対に踏み入れてはいけない領域だとも、その心と一緒にわかった。


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