穂乃果「ふふ……君も穂乃果の彼女になりたいの?」ことり「その4、なの!?」
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130: ◆wOrB4QIvCI[saga]
2016/02/02(火) 05:12:17.15 ID:owlfbFgk0
穂乃果「ふふっ今年の穂乃果は一味違うんだから!」


 穂乃果はそう言ってロウソクに火をつけて、ばりってちょっと乱暴に袋を開けた。その調子じゃ、またいつもみたいにすぐに落としちゃいそう、なんて考えたら去年のことを思い出して楽しくなってきた。


雪穂「いつの間に?」

穂乃果「さっき走って買ってきた!」

雪穂「無理しないでよ?」

穂乃果「へーきへーき」


 私も線香花火を一本取って、火をつける。ゆらゆら揺れる火花が、まるでさっきまでの私の心を映し出しているみたい。

雪穂「心配かけてごめんね」

穂乃果「大丈夫、何かあったら絶対言うんだよ」

雪穂「うん」


穂乃果「――あっ!」


雪穂「……早いよ落とすの」

穂乃果「ちょっと油断してただけだもん」

雪穂「あっ……」

穂乃果「ほら雪穂だって」

雪穂「感覚、忘れてただけ!」



 もう一本、もう一本。お兄ちゃんと私は次々線香花火に火をつけていく。私の中では毎年の行事で、今年も結局することになった。時期はちょっと違うけれど、必死になって線香花火を見つめるお兄ちゃんの顔が好きだったりする。


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