穂乃果「ふふ……君も穂乃果の彼女になりたいの?」ことり「その4、なの!?」
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355: ◆wOrB4QIvCI[saga]
2016/02/23(火) 02:54:02.03 ID:fxLQUBv90

◇――――◇




帰り道


 付き合ってた頃は毎日学校帰りにこの道を通ってたなあ。もう八ヶ月くらい前、か……。



凛「お腹いっぱーい!」

凛「えへへ、お腹いっぱいなのって幸せだよねー」

 食べたばっかりなのにぴょんぴょん飛び跳ねて、無邪気に笑う凛ちゃん。それを穂乃果は、奪いそうになったことがある。思い返したくないけれど、事実だ。


 高校で再開して凛ちゃんは穂乃果に対してぶつかって来てくれた。やり方はちょっとびっくりしちゃったけど……穂乃果がしたいって思ったことに対する答えだったんだと思う。

 穂乃果は逃げちゃったんだ。あんなことした穂乃果に凛ちゃんと付き合う資格なんて、ないって。そこで断りきれるほどの勇気もなくて……結果キープって形で、苦しめた。


 みんなのこと、真剣に考えてみた時に一番時間が多いのは凛ちゃんだった。――真剣に考えるのが遅すぎたけれど、今の穂乃果が凛ちゃんに対して出来ることは、逃げないで正面からぶつかることなんだって分かった。



凛「じゃ、穂乃果ちゃん送ってくれてありがとにゃ!」



穂乃果「待って!」

凛「どうしたの?」

 すぐに言ってあげられなかった、一番長く苦しめた、これをすぐに言ってあげていれば。




穂乃果「――もう一回、穂乃果と付き合って欲しいんだ」


凛「……」


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