34:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2016/04/06(水) 02:46:50.54 ID:y5aaFXiro
少年「え、心が読めるって、そんなそれじゃ」
大魔王「心の声が口に出ているぞ……話の続きだ。お前は親に捨てられてなどいない。お前の親がお前を売っただけだ」
少年「捨てられてなくったって売られたんじゃ……同じことじゃないか!」
大魔王「そう急くな。お前の親は、母は若くしてお前を産み、売った当時は貧しく金が必要だったらしい」
少年「らしいって……らしいって何?」
大魔王「奴隷商人が全てを知っていると思うか?……ともかくお前は騙されていた、酷い話だな」
少年「お母さん……」
大魔王「話は終わっていないぞ。お前は自分の身体に疑問を持ったことがないか?」
少年「疑問を持ったことって……あるに決まってる」
大魔王「その……その胸はさておきだ。奴隷商人に来る日も来る日も鞭で叩かれ傷口に砂をすり込まれ、商売が上手く行かない日には千枚通しを通されていたそうではないか」
少年「……あ……ああ……やめて、ください……やめて」
大魔王「今までよく生きていたな?私は人間というのはここまで強靭なのだなと感心したよ」
少年「………………」
大魔王「聞いているのかいないのか………………長々と引きずったが私が聞きたいのはお前が何者かということだ。もしお前が私のような存在だとしたら、お前は私の物だ」
少年「………………僕は僕だよ」
大魔王「魔物と人間の子と、私の間に子が出来たら……素晴らしいぞ!お前は愛玩人形以上の存在だ!私の妃となるのだよ!」
おやすみつづきあしたかく
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