お嬢様「貴女たちは私の大切な――――」
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12: ◆TEm9zd/GaE[saga]
2016/05/09(月) 21:34:29.51 ID:s7UxX8Ak0
お嬢様「……貴女の言っている意味が分からないわ……。なんで……何で……憎んでいないのに、殺したのよ……」


女奴隷「正確に言えば、私が殺した様なもの。実際に、私自身が手をかけたわけではない。けど、私が居なかったら死ななかった……」


女奴隷「死んだ男があらかじめ手配していた奴隷商につれられて、私はここに来た」


お嬢様「女奴隷……貴女――」


女奴隷「……お嬢様、朝、言ってた。お母様って……」


お嬢様「……それがなに――」


女奴隷「そのお母様と何があったかは、知らない。でも、私の過去より酷いものではない、はず……」


お嬢様「――――。……その話、本当なのよね?」


女奴隷「『その場限りの関係なら嘘をついてやり過ごせ。一生をかけて付き合っていく相手には本心を晒せ』。……あの男自身は死んでいても、男の言葉は今でも私の中で生きている。生きている言葉を私は無視できない」


お嬢様「――――――――」



お嬢様「…………私はね、お母様に捨てられたのよ……」


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