お嬢様「貴女たちは私の大切な――――」
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29: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2016/05/29(日) 12:54:57.04 ID:9OlfJxZX0
お嬢様「ねぇ、ご令嬢に女奴隷、貴女たちもこっちに来て」


女奴隷「はい。――……私たちの会話、聞こえてたっぽい?」


ご令嬢「……ぽいですね」


お嬢様「ご令嬢、貴女の気持ち嬉しいわ。私も貴女の事が好き」


ご令嬢「はい……。ありがとうです。嬉しい、うん、嬉しいです」


メイド「二股ですか?」


お嬢様「三股よ。女奴隷がいるわ」


メイド「…………」ムッ


ご令嬢「ボクは……ボクは、それでもかまいません――――」


お嬢様「……普通は、納得いかないわよね……」


メイド「はい……だから、約束してください」

メイド「私を一番にしてとは言いません、けど、ないがしろにはしないでください。私を二度と拒絶しないでください」


お嬢様「約束――いいえ、誓うわ。貴女が私を好きでいてくれたこれまでの分まで、貴女を愛すって。だから――私が言える立場じゃないのは分かっているけれど、約束して欲しいことがあるの――私を愛して、絶対に拒絶しないで」


メイド「誓います。どれだけ拒絶されても、私はあなたを諦めずに好きで居続けたんですよ。今更です」


お嬢様「ええ……ええ――ありがとう」


女奴隷「お嬢様、そろそろ屋敷に入ろう。……あと、私は、お母さんとの事を二人に話した方がいいと思う」


お嬢様「……そうね。とりあえず屋敷に入りましょうか」


お嬢様「――女奴隷の言った通り、貴女たちに話したいこと、話さなくちゃいけないことがあるの」


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