お嬢様「貴女たちは私の大切な――――」
1- 20
35: ◆TEm9zd/GaE[saga]
2016/06/11(土) 17:31:15.80 ID:y9cFIxW70
唇の熱さを、思いを共有する。

まるで、時間が止まったのではないかと錯覚してしまうほどの幸福感に包まれるメイド。
鼓動のみが耳朶を打つ。最愛の人の匂いが鼻孔を塞ぐ。身近に感じる最愛の人。
鼓動の音は混ざり合い、お嬢様の物なのかメイドの物なのかは、もはや二人には分からない。

互いを感じ幾ばくか経った後、どちらともなく唇を離した。

メイドは唇に残るお嬢様の残滓を確かめるように人差し指でそこに触れ、余韻に微笑む。
確かに、お嬢様と――長年思い続けた人とキスをした。


お嬢様は、目を開きその碧眼でメイドの存在を見つめ、今しがた行なった事実を認めると、嬉しそうに気恥ずかしそうに微笑み、照れから頬をより一層赤くした。

お嬢様「好きよ」
メイド「はい――」

すぐさまメイドの胸中は溢れ出る激情で一杯になった。
思い人と結ばれる。ああ、これ以上に幸せなことがあるだろうか。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
105Res/115.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice