結衣「おはようございます、御主人様」 八幡「!?」
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40:いいいい ◆CcW4KPdZhU[saga]
2016/06/07(火) 23:56:38.95 ID:Qg91+UAs0
その後、家を案内してもらったり、飯を食べたり、また勉強したり...それはまあ忙しかった。
学校だったら、それなりに休憩があったり、居眠りできたりするんだけどなあ...。

結衣「−−−ッキー。ねえ、ヒッキー」

八幡「あ、おお...どうした?」

結衣「どうしたっていうか...なんだかボーッとしてたみたいだから」

八幡「いや...ちょっと疲れちまってな。何でもねえよ」

結衣「...なら、いいんだけど」

...由比ヶ浜の対応に違和感を感じる。
彼女からは、いつもの快活さは感じられなかった。
...これは、俺から質問してもいいのだろうか?

八幡「...なあ」 結衣「ヒッキー」

八幡「あ、な、何だ?」

結衣「あ、ううん、ヒッキーから...」

八幡「...やっぱお前から言ってくれ」

結衣「えっと、じゃあ...」

...今のは、決してビビった訳では無い。
そう自分に言い聞かせても、引き締まった由比ヶ浜の顔を見ると、心が揺らいでしまう。

結衣「私...ちょっと分からなくなっちゃったんだ」

八幡「...何がだ?」

結衣「...ヒッキーのことも、ちょっとよく分かんなくなっちゃって」

八幡「...そうか」

何とも言い難い告白だった。
いや、これは告白...というより、振られたのだろうか?
うん...振られたんだな。

結衣「私の中で勝手に比べちゃってるだけなんだけど...前のヒッキーと今のヒッキーじゃ、少し違うんだ」

当然だ。
見た目や名前は同じだが、生まれも育ちも違うのだ。
そして...そんな2人を同じように慕うことなど、不可能だ。

結衣「私の知ってるヒッキーはね、いつも暗いんだけど、いつも私のことを引っ張ってってくれて...」

えぇ...俺、そんなオラオラ系じゃないからなあ...。
そりゃあ愛想つかせても仕方ない。

結衣「...私の勝手な像を押し付けちゃって、ごめん」

八幡「良いんだよ。それが普通だ」

結衣「...うん」

この後、夕食の時間になるまで、俺と由比ヶ浜の間の空気は淀んだままだった。


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