魔法使いに遭えなかった灰被り
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11: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:33:13.20 ID:TSoDzUbO0

「まず、私は今、別の世界を観測出来る装置を研究しているの」

「はい…確か、限定的ながら成功して、パラレルワールドの観測に成功、ノーベル賞をお取りになったとか…」

「ええ、今は本当に近い、誤差に近い範囲のパラレルワールドしか観測できないけどね? 
いつかはもっと変化の激しい別の世界、例えば全く環境に気を使わなかった世界とか、
テロリストを野放しにした世界とかを観測して、色々な平和に向けた取り組みに
説得力を添える装置にしていきたいわね」と、博士は熱く語った。

「素晴らしい研究だと思います」

心の底からそう思った。あまりにもスケールが大きすぎて、いまいちピンとは来ないけれども。

博士はありがとう、と微笑むと、

「で、ココからが本題なんだけど…」

と声のトーンを一つ落として、申し訳なさそうに語り始めた。

「今は、更に変化の大きい別世界を観測するために色々な世界を観測してデーターを取ってる段階なんだけど…、
極めて現在の世界に近い世界で大変興味深い世界を観測したのよ…」

『興味深い世界??」

俺が問うと、博士は恥ずかしそうに、


「わっ、私が…アイドルをやってる世界…」

と声を振り絞って答えた。



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