22: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:40:35.18 ID:TSoDzUbO0
充ても無く街を歩いた。雑踏は私の気持なんか全くお構いなく通り過ぎていくし、誰も私の事なんか気にかけない。
ふと、通りの端にある道路の縁石に腰掛け、ただ通り過ぎる車を眺めていた。
頭上の街頭ビジョンからは、キラキラした笑顔のアイドル達の、華麗なダンスと明るい歌声が聞こえてくる。
思わず膝を抱え込んでうなだれてしまう。 惨めだった。
あまり歳の変わらない少女たちがあんなにも光り輝いているのに、自分はこんな風に燻っている。
彼女たちは街頭ビジョンでも多くの人の足を止め、会場では数えきれない観客の声援を受けているのに、
自分は誰にも相手にもされず、道端で蹲っている。
孤独に押しつぶされてしまいそうになっている時、ふと一人の男から声を掛けられた。
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