魔法使いに遭えなかった灰被り
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27: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:42:58.13 ID:TSoDzUbO0
その時の父の、鬼の形相に流れる涙の意味に気付かないくらいには当時の私は子供だった。

殴り飛ばされた先にあった剪定用のハサミが目に入った私は、無意識にそれを掴み、
なおも私の頬を張ろうとして胸倉を掴み、手を振り上げる父の腕にそれを思い切り突き刺した。

激痛に蹲る父に駆け寄る母。

それを尻目に、私は自分の財布を掴むとそのまま実家の店から駆け出した。


悲痛に私の名を叫ぶ母の声を背中に受け、私は家から走り去った。



以来、実家には一度も帰ってはいない。




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