魔法使いに遭えなかった灰被り
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35: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/30(月) 07:53:43.15 ID:Fx6XrWoP0
翌日、二日酔いの頭痛を堪えながら店に出勤すると、早速指名された常連の客についた。

某広域指定暴力団の末端のチンピラだが、入っている組はそこそこの大きさらしく、何時もそれを笠に着て我が物顔で街をのし歩いてる。


だが、本人はただのチンピラだ。

別の常連の組員から聞いた話によると、背中に入っている刺青が途中で止まっているのもあまりに刺青を入れるのが痛すぎて、
途中で止めてしまったからだと言うのだから呆れる。


胸の部分にある般若の顔が自慢らしいが、小さくてカブトムシにしか見えないので密かに私はこの男をカブトムシと呼んでいた。


カブトムシは早漏だし一回出すともう立たなくなるので、何時もは早く終わる楽な仕事なのだが、
今日は贅沢にも意味も無くロング120分で指名してきた。


不思議に思い、一戦終わった後ベットの上でカブトムシに尋ねてみた。

「今日は随分ゆっくりできるのね、一体どうしたの??」

カブトムシは肩から回した手で私の胸を揉みながら下卑た笑みを浮かべると、

「ああ、バカな若僧たちがハネたせいで俺らにも金が回って来てな、今、羽振りが良いんだよ」

と馬鹿そうにゲヒャヒャと笑いながら、嬉しそうに語った。



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