魔法使いに遭えなかった灰被り
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43: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/30(月) 07:58:00.33 ID:Fx6XrWoP0
次第に目が慣れると、そこはかなりの広さのステージを持つ会場のようだった。


その会場で私は、天井から眺める様に見下ろす視点にいる。


不思議な事に身体の感覚はあるのに、視界には一切入らない。まるで視点だけが天上から下界を見下ろしているような、そんな感じだった。


落ち着いて来たので目を凝らして会場を眺めてみると、揺れる蒼い光は、何万人もの人間が振るサイリウムの光だった。


その揺れる数万本の蒼光の中、ステージで踊り歌うのは紛れもなく私だった。


自信にあふれた笑顔で、会場中に響く声で曲を歌う。 その行動に対する数万の大歓声。

普段は地方のソープでたった一人の客に媚びた笑顔を向け、
時に罵声を浴びせられる私とは似ても似つかないこの圧倒的なカリスマ。


見た目だけは瓜二つなこの人物は一体誰なのか?? 全く理解できず混乱していると、頭の中に博士の声が響いて来た。


「驚いた?? それはね、違う世界の貴女なの。 別の世界では貴女も私もアイドルなのよ」と告げて来た。


アイドル?? 私が? そんな輝いている世界に私が??


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