109: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:57:37.02 ID:pCqT42gVO
「にゃ、にゃあ」
できる限り本物に近づかせた。
「あゆむでしょ」
観念して、私は恐る恐る立ち上がった。
「……ごめん、盗み聞きするつもりだった」
嘘を吐くわけにもいかなかった。
やすはは一瞬笑ったような気がした。
「約束……どうして破ったの」
「守ろうと思ったよ。でも、みやちゃんの所で言いたいこと言ってきたらやすはがいないんだもん」
「行ったんだ」
「うん」
やすははその二言三言から何か察したのか、
「そっか」
と短く頷いた。
「あゆむは、みやちゃんに何も言えないと思ってたよ」
「……昔はそうだった。それで、みやちゃんが切れたり手に負えない時、いつもやすはがなだめてたんだね」
やすははきょとんとした。
「聞いたの?」
「ううん、カン」
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