108: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:47:49.91 ID:pCqT42gVO
「戻ろうか」
「ごめん。坂本くん、先に帰ってもらっていい?」
「あ、そ、そうだよね。ごめん」
私はできる限り頭を低くする。
やはり、付き合ってることがばれないようにってこと。
話しももう終わった感あるし。
坂本もどこか、やり遂げた顔をしてるし。
いらっとするね、あの顔。
坂本がホテルに向かうのを少しだけ見送って、やすはは噴水に腰掛なおした。
あんな暗い所で一人でやすはが耐えれるわけないのに。
早く帰らんかい。
と、ばばくさいことを脳内で呟いていると、やすはが、あろうことかこちらを向いた。
何。
「あゆむ」
名前を呼ばれて、打ち上げられた深海魚みたいに口から内臓が飛び出しそうになった。
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