60: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/02(木) 23:22:52.54 ID:0YAhipt3O
最初に向かった美術館は地域の郷土品が多数展示されていた。
中でも、鎧や兜は男子達に感動を与えていた。
女子はほとんどが興味なさそうにしていて、私も御多分に漏れず。
観覧開始5分で、外にあるミュージアムカフェで一服したくなった。
美術館の中は自由行動だった。みやちゃんと上林さんは、ちろるらのグループに半ば無理矢理連れていかれて今はいなかった。
同じように退屈し始めていたやすはに、私は言った。
「外のカフェ行かない?」
「え」
まあ、普通そういう発想にはならないよね。
非行に走ってる子とかがやりそう。
やすは一瞬、何を言われたのか分からないという顔をした。
郷土品の怪しげな紋様が描かれた壺と、私とを交互に見やる。
それから、遠巻きにいる先生に視線を移す。
「でも、先生にばれたら怒られるかもよ」
「館内は自由って言われたから大丈夫」
「屁理屈」
「行かないならいいけど」
「ううん、行く」
そういうとこ好き。
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