77: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/03(金) 13:47:55.66 ID:jMyFTMMdO
数分後、観覧車に乗ったことを後悔することになった。
どうしてそういう状況になったのか分からない。
あまりにも唐突だった。
「……は?」
ももはポケットからカッターを取り出して、振り上げていた。
「ま、待って話せばわかる」
キリキリと刃を出す。
彼女が立ち上がると地面が揺れた。
殺される、と思ったので両手を掲げて目を瞑った。
ビリリ――。
痛みはなく、布が破れるような音。
彼女は自分の服に刃を突き立てて、スカートを引き裂いていた。
はらはらと布切れが床に落ちた。
「何してるのさ!?」
私は叫んだ。
彼女はもう用は無くなったと言わんばかりに、カッターを小窓から外に放り出す。
「ちょ!?」
なんてことを。
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