94: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 20:01:53.81 ID:pCqT42gVO
「これで、あなたも私と同じね」
「同じって、ああ、一人だってこと? 何言ってるの。ももちゃん、もう一人じゃないじゃん。ちろるやじっちゃんがいる。良かったね」
「あれは、知らないわよ。いつの間にか、勝手に、絡みついてきたんだから」
「いつの間にか? 勝手に?」
それこそ、友達だ。
そういうもんなんだから。
「良かったじゃん」
「だから!」
と、何か耳元でわめかれた。私こそ勘違いしていた。方法は悪かったけれど、ももちゃんは立派だ。
誰に嫌われようと、自分の置かれた状況に抗って、そして打ち勝った。
成し遂げたのは復讐だけじゃない。
それは、どこかで私自身期待していたこと。
彼女自身で、現状を打破して欲しいと、昔願ったこと。
私の理想のももちゃんそのものだ。
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