97: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 20:47:36.53 ID:pCqT42gVO
「ごめんね、大人になっても絶対謝りにいくから」
「はい?」
彼女は、意味不明、と呟いた。
「私ね、心の中で……ずっと、私は悪くないって思ってたんだ。それで、みやちゃんのせいにばかりしてた」
ぽつりとこぼしていく。
ももちゃんは、口を挟まなかった。
「最悪だよね。分かってる。だから、どこか他人ごとみたいに考えてた。みやちゃんの問題だから、ももちゃんの問題だから、私には関係ないって……」
涙を拭う。
鼻水をすする。
「みやちゃんに嫌われたくないくせに、ももちゃんになんとかするなんて言ったりして……やすはのこと好きなのに、ももちゃんに優しくして……誤解を招いた。ももちゃんにも嫌われたくなかったんだ。周りに振りまされて……ううん、周りに合わせてただけ。でも、今日のももちゃんはその逆だったから……私も、ももちゃんみたいになるよ」
「い、いっぺんに色々言わないでよ」
ももちゃんがたじろいだ。
「私、ももちゃんみたいになりたい」
「そこだけ切り取って言わないでよ! 怒らないの? なんなのよ、もお!」
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