11:1[sage saga]
2016/06/02(木) 02:13:47.26 ID:BnWR/kbI0
もぐ、もぐ…こくんっ…
……ごちそうさま、なのでしてー
……ねーねー、『そなた』ー?わたくしは、朝餉は食べますがー……『そなた』は、何か、必要なのでしてー……?
(も……もし、『そなた』が、何かを食べるのだとしたら……わ、わたくしは、みずからの、おしりに……)
……わたくしにもー、『そなた』の言の葉がー、伝わればよいのですがー……
どろ…どぽっ、どぷっ!
へぁっ…!?また、どろどろ、でしてぇっ……!?
どぽんっ、どぷっ…どぷっ…
ふえっ……?あっ……そうなの、でしてぇ……?
《その生き物が分泌する粘液は、前述の通り多岐に渡る機能を持つが、その中でも最も奇妙なものとして、『意志表示』がある》
《いかなる技術を以ってしてか、その生き物は対象に意思を示す時、分泌する液体に特殊な神経伝達物質を混ぜ込む。そして、それを腸壁から吸収させ、物質は即座に脳へ届く》
《この神経伝達物質は、ストレスに対して非常に弱く、対象に警戒心が残っている場合は神経に届く前に、防衛・免疫機能に弾かれて消滅してしまうが、対象が十分に警戒心を解き、防衛機能が弱まっている状況なら、脳へ到達させることは十分に可能である》
《脳へ到達した神経伝達物質は、「人の話す言葉」としてではなく、『意志』として直接叩き込まれる。ゆえに、第三者が神経伝達物質を送り込まれるのを見たとしても、『意志』を直接認識している当人の脳以外には、当然分からない》
《そして、とめどない快楽と神経伝達物質の侵略により、『寄生している』はずのその生物は、本来『寄生されている宿主』であるはずの対象に対して、主従関係を逆転させる》
《「腸壁を快楽物質の混ざった粘液と共に擦られる快感」と、『会話・命令を伝達する物質』が同時に送り込まれることによって、対象は「命令・会話に従うことで快楽を得られる」という認識を、また脳に植え付けられるのである》
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