223: ◆kllX3FdYPo[saga]
2016/08/03(水) 20:26:14.44 ID:Ern9j6VEo
「提督がいけないのよ?」
いつもと変わらない調子で話しかける姿に軽い恐怖を感じた。
「いっつもいっつも私に話しかけてきて、手とか、腕とか組んできて、ああ、この前は恋人つなぎもしたわね」
「そ、それは、あくまでスキンシップ」
「で?」
ギチギチと陸奥が掴む手に力を込める。
「痛っ!」
「スキンシップでした?だから他意はありません?提督はいいでしょうね、それでも」
力は緩まず、益々強さを増していく。
「陸奥っ…折れる…っ!」
「それで勘違いさせて!?挙句の果てに自分は恋人がいますですって!!?」
「許せるわけ無いでしょう!!!!」
ごきん、と鈍い音が響く。
全身から嫌な汗が噴き出す。
「ぁ……っ!」
「それでも貴女が好きだから、好きだからこそ諦めようとしてるのに!!!!!それを!!?スキンシップ!?」
「ふざけないで!!!!!!」
陸奥の瞳に光は無く、じっとりと暗い影を落としていた。
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