花売り「私が勇者!?」 新装版
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18:名無しNIPPER[saga]
2016/07/01(金) 23:29:40.01 ID:QlaDFfC60
城内


中は広く長い赤い絨毯が敷かれ、壁には綺麗な絵がかけられている。

天井には大きく煌びやかなシャンデリア。

エミリー「うわぁ……!綺麗……」

思わず声を漏らしてしまう。

今居る場所は会議室。

つまり国の中枢。

エミリー(椅子ふかふかだぁ)

王「ようこそ。エミリー・ハート殿。遠方はるばるご苦労である」

いつの間にか王が来ていた。

エミリー「そ、そんなこと……」

思わず、畏まってしまう。

王「では要件は……」

エミリー(確かおばあちゃんは断れって言ってたっけ。きっと誰かと見合いさせられるとか、なのかなぁ)

エミリー「お断りします!だって私はただ暮らしたいんです!罪人でもないですし!」

兵士「貴様、何たる失礼を!」

槍を向けられ、「ひっ」と小さく声をあげてしまう。

王「……内容は読んだのか?エミリーよ」

エミリー「……?私はただ、断れっておばあちゃんに言われて……」

王「……はぁ。所詮は庶民か……、仕方あるまい、率直に言おう」

ごくりと唾を飲み込む。



王「栄枯の国の王として命じる。勇者になれ。エミリー・ハート」


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