花売り「私が勇者!?」 新装版
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34:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 23:08:50.97 ID:aS+T3nZh0
大通り沿い。ベンチ。昼過ぎ。



エミリー(駄目だぁー!同じ答えしか返ってこないよ……)

半ば諦めかけたが、どうにか聞き出したい。

どこか聡明そうな男が通りかかる。

エミリー(最後にあの人に聞いてみよ!)

エミリー「すみませんー!」

青年「何かな?」

エミリー「魔王についてお聞きしたいのですが……」

青年「さあね。僕も知らないよ。」

エミリー「そう、ですか……」

青年「でも最近ここら辺で殺人鬼がうろついてるそうだよ。」

エミリー「もしかして魔王ですか!?」

すると彼は、「はは、そうかもね」と茶化す。

青年「君はもしかして勇者かな?」

エミリー「はい!」

手形を見せる。

青年「ふぅん、君は栄枯の国の出か。でもこんな少女が勇者だなんて……信じられないよ。」

エミリー「魔王を倒して平和にする!それが私の目的です!」

青年「……そうか。うん、頑張ってよ。あ、殺人鬼の情報はここから真っ直ぐだ。御触れに書かれているかもね」

エミリー「ありがとうございます!」

青年は何か言いたそうにしてたが、エミリーはすぐさま向かい始める。

青年(もう行っちゃったよ。まあいいかな)


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