4: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2016/06/17(金) 23:21:17.76 ID:kn5lQ3PC0
その絶妙なタイミングで背後から、それも耳元で声を掛けられ、完全に一人だと思い込んでいたこともあり心臓が止まるかと思うほど驚いた。
「…ずいぶんな反応ね。せっかく一人寂しく労働にいそしむあなたを労いに来たのに」
P「か、奏かぁ。驚かせないでくれよ…」ドキドキ
振り向くとそこには担当アイドルである速水奏が立っていた。
まだ、心臓の鼓動は正常には戻らない。
奏「そんなつもりはなかったのだけれど…。Pさんが集中し過ぎなのよ」
奏「あぁ、でもこんなにたくさんの書類を前にすれば、そうでなければ立ち行かないのかしらね」
奏「ともかく改めて、おつかれさまPさん。いつも私たちのためにありがとう」
P「おつかれさま奏。だけどこれは俺の仕事だから礼には及ばないよ」
奏「ストイックなところは素敵だけれど、感謝は素直に受け取っておくものよ? ふふっ」
奏「頑張ってくれているあなたのためにコーヒー買ってきたの。集中するのは結構だけれど息抜きも必要だと思わない?」
ナイロン袋に入った缶コーヒーを取り出し微笑みながら顔の横で軽く振る奏の仕草はそのままCMにも使えそうなほど絵になっていた。いやしかし缶コーヒーは奏のイメージとは少しズレるか…。
奏はなんとなく瓶だな。瓶となるとコーヒーではなく…
奏「…Pさん、メリハリって言葉知ってる?」
P「あ、すまない…。ちょうど俺も休憩しようかと思っていたところなんだ。コーヒーありがとう」
奏「さ、ソファで休憩しましょ」
373Res/367.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20