モバP「痛くなければ覚えませぬ」
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56: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2016/06/19(日) 21:30:59.71 ID:mx+DuvUn0
「は〜い、おっけーで〜す」
ADの間の抜けた一言は放送に必要な撮影がすべて終了したことを意味している。
「ふ〜終わった〜お疲れ〜」 「お疲れ様です」
「お疲れさまー」 「どう?飲み行く?」 「おっ、いいっすねぇ〜」
スタジオのセット中央に配置されたソファに腰かけた出演者たちは(撮影中もかなりリラックスしていたように見えたが
)一気にプライベートモードに切り替わり、この後の予定を立て始めていた。
現在は午後7時、飲みに行くには丁度いい時間だろう。
「ねぇ、キミも一緒にご飯食べに行かない?」 「スタッフさんたちもいるからさ」
「んん〜どうしよっかにゃー…あっ」
久々に担当アイドルが出演するテレビ番組の撮影現場に顔を出すことができ、その子が自分の仕事を卒なくこなしているのを確認できた。
そして今日のこのスタジオ内で営業をかけるべき人間は……いないようだ。
となるともうここには用はない。
そう思ってスタジオを後にしようとしたのだが。
「ごめんね〜この後予定があったの忘れてた〜♪」 「あぁ〜…、なるほどね。頑張ってね!」
「ありがとーじゃね〜♪」
「ぷ〜ろでゅ〜さ〜!」
自分のことを呼ばれ振り向いた瞬間、胸部に鈍い衝撃が走った。
P「うぐっ!?」
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