げんきいっぱい5年3組 大人編2 (オリジナル百合)
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41: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/26(日) 21:11:35.82 ID:RJUizGVa0
「あのさ、やすは……ちょっと降りて来てもらってもいい?」

「いいけど」

頷いて窓を閉め、カーテンを引いた。
数分くらいで、玄関から彼女が出て来た。
サンダルをペタペタと鳴らして、可愛い花柄のパジャマを着ていた。
可愛い。
やすはにすぐに駆け寄って、両手を握りしめた。

「あ、あゆ……む?」

「どうしたら、近くに感じれるかなって思ったらね、やっぱりこうやって触れるしかないなって思ったよ」

「なにそれ……照れる」

顔を背けた。
照れた所も好きだなあ。

「ねえ、もし、私が」

未来から来たって言ったら、どうする。
大人の私が今ここにいるんだよ。

「何か変わったとしてもね、やすはが好きだってことはずっと変わらない」

彼女の背中を掻くように抱いた。
キスをしたくてたまらない。
でも、中学生までは待つと言った手前だ。
そう思い、体を起こして、おでこにキスした。
やすはがさっとおでこを隠し、唇を結んだ。

「……そうだよね? やすはもそうでしょ」

「そうだよ」

彼女の腕が私の背中に回された。
こうやって、彼女を翻弄しながら、ずっと嘘をつき続けるんだね。
でも、そのうちに体と心が追いついた頃、私達の本当の時間が流れ始めるんだろう。




日常編おわり


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