アルビノの女「……いくらですか」黒髪の娼婦「お気に召すまま」
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◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/07/02(土) 21:29:16.58 ID:kdhH8zi40
女「どうして?」
少女「知らないよ。それだけの機密情報なんだろうね、多分」
少女「このクラスだと、電脳クラックそのものを受け付けにくい連中も多いだろうし……とりあえず」
少女「おっさんのユーザーアカウントを復号化して……セキュリティ関連のフラグを書き換えて、と」
少女「一応、仮想ページでテストしてみよう。……よし、行けそうだ」
少女「……網膜認証? 仕方ないな、僕のデータを使うか……ちょっと『フェイク・フェイサー』取って」
女「はい。……いつ見ても不気味ですよねえ、これ」
デスクの片隅にあった剥き出しの義眼二つを、女は少女に手渡した。
既に生活用義眼を取り外し、闇の中に金色の電子基板を覗かせる眼窩へと、少女は新たな義眼を嵌め込む。
少女「……出来の悪い認識システムで助かった。5回目がペナルティだけど、3回目で済んだよ」
少女「さあて。いざ、パンドラの箱とご対面か――――――――」
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