艦これ relations
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109: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2016/07/01(金) 00:46:48.43 ID:QL2iAkFqo

長月「人間の皆々様方が辿り着いた輝かしい物質文明への批判として深海棲艦が現れ、その対として艦娘が現れた」

長月「十年近くに及ぶ戦いの中で多くの者が傷つき倒れていった。人だけでなく、深海棲艦も、艦娘も、妖精も。まず全ての失われた命を想おう」

長月「その上で言いたい。この国連という場は特別だ」

長月「ある一つの組織の下で、これほど多くの人々の、これほど大きな希望が一堂に集まったことは、歴史上なかった」

長月「そして、ここ十数年の重苦しい時期にあって、ここで成された討論や決定は、すでに一部を実現されている」

長月「しかしながら我々の進む先には未だ大きな試練と、それを乗り越えた時の大いなる成果が待ち受けている。私は、こうした成果が実現するとの確かな期待の中で、現在自らが有している職責をもって、海洋連合が新たに、この機関を確固たる立場で支えていくことを断言する」

長月「我が国がこうした支援を行う背景には、この世界におけるすべての国々の恒久的平和ならびにすべての生命の幸福と健康を実現する知恵、勇気、そして忠誠を、各国が十分に提供し合うとの信念がある」

長月「私がこの場を海洋連合による一方的な報告を行う機会とすることがふさわしくないのは明白だ。しかしながら、あえて言及するならば、私達の天国のような美しい島で行われた討議において」

長月「我々出席者が、国連憲章で明確に示されているのと同じ、世界平和と人類の尊厳という偉大な概念の実現への道を追求していたことを断言する」

長月「また、いかに希望に満ちて聞こえようとも、偽善的な決まり文句をただ唱えることも、この素晴らしい機会に求められていることではない。そこで私はこの場を、私自身の胸中や海洋連合が今後行う政策のいくつかのことを皆さんに伝える場にしようと決意した」

長月「私は、世界に危機が存在するとすれば、それは、すべての国々、すべての人々に対しても同じように危機であり、同様に、ある一つの国の胸のうちに望みが存在するとすれば、世界中の国々が共有すべきである、との深い信念を持っている。これは海洋連合の信念でもある、と理解している」

長月「たとえ極めて小さな方策であっても、今日の世界の緊張状態を緩和することを目的とした提案を行うとすれば、国連総会の加盟国ほどそれを披露するにふさわしい聴衆はあるまい」

長月「私は本日の演説を行うに当たり、私にとってはある意味では嫌な言葉、兵器として人生の大半を送ってきた私が使うと何様だと感じられる言葉で、あえて話す」


長月「その言葉とは、軍縮に関するものである」


長月「核の時代は、非常に速いペースで進行しており、世界中の人々は、我々すべてにとって極めて重要なこの分野の進展における現在の局面を、少なくとも相対的に、ある程度理解している必要がある」

長月「従って、もし世界の人々が平和を求めて知的な探求を行おうとするならば、現状における重要な事実を認識していなければならないことは明らかである。核の危機や原子力に関して私が述べることは、必然的に海洋連合の観点からの話となる。それが私の知る唯一の明確な事実だからである。しかしこの問題は、その性格上、単に一国の問題ではなく、世界的な議論を要する問題であることは、私がこの総会の場で訴えるまでもない。」

長月「1945年7月16日、米国は世界初の核爆発実験を行った。1945年のその日以降、米国は198回の核爆発実験を実施している。現在の核爆弾は、核時代の幕開けをもたらした兵器の500倍以上の威力を持ち、また水素爆弾は、TNT火薬で数千万トン相当の爆発力にまで達している」

長月「東と西、二つの陣営に別れ戦う人間にとって、これら核は決して欠くことの出来ない存在だった。同じ種族であるはずの人間が思想で別たれ、互いを憎しみ合う状況にあっては必要なものだと誰もが考えた。そして先進諸国において、核は自らの安全のための抑止力として取り入れられ……結果として自分自身を焼き尽くした。悲しい歴史だ。この場に出席されている誰もがよく知っている通り、多くのものが核戦争で失われた」

長月「だが核の火は今尚くすぶり続けている」

長月「艦上あるいは陸上基地においても、今や、単一の航空群が、第三次世界大戦の全期間を通じて英国に投下されたすべての核爆弾の爆発力を超える破壊兵器を、到達可能ないかなる標的に対しても運搬できる状態となっている」

長月「核兵器は、規模と種類においても、更に目覚ましい進歩を遂げてきた。核兵器の進歩たるやすさまじいものがあり、事実上、通常兵器の地位にさえ登りつめた。常任理事国の一角である米国では、陸・空軍まで、核兵器を軍事利用できる能力を有している」

長月「しかし、原子力の恐怖に満ちた機密と恐ろしい機動力は一部の者だけのものではない。恐るべき核の技術を手にしていたとしても、その独占はすでに存在しなくなっている。現在いくつかの国家によって所有されている核兵器に関する知識は、最終的に他の国々、恐らくはすべての国々に共有されると考えられることである」

長月「兵器の数という点で極めて優勢であり、また、その結果として圧倒的な報復能力を有していたとしても、それ自体では、奇襲攻撃による大規模な物質的被害や人命の犠牲に対する予防策にはならないという事実を我々は歴史の教訓として思い返すべきである」

長月「米国は少なくともこうした事実を漠然と認識しており、当然のことながら核戦争以後、更なる警戒態勢や防衛システムの大規模改良計画に乗り出している。こうした計画は、今後さらに加速され、拡大されると思われる」

長月「しかしながら、兵器や防衛システムに対する莫大な出費が、いかなる国家においても都市や国民の絶対的安全を保証できると考えてはならない。核爆弾の恐ろしい算術は、そうした簡単な解答を許してくれはしない。かつてこの世界を救った、妖精たちが作ったナノマシンによる防御雲ですらもはや核に対する完全な防御とは言い切れない」

長月「最大限の能力を持つ防衛に対してでさえ、最小限の奇襲攻撃が可能であれば対象へ決定的な損害をもたらすことができる。何故なら核兵器は日々進歩し続けているからだ」




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