13: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2016/06/30(木) 19:35:51.15 ID:GUujIImdo
3月20日
昼 海洋連合 ラバウル基地司令部
夕張D「代表、PQ17輸送船団の北西方向から国籍不明の艦船が警告を無視して接近中です」
長月「国籍を確認……まぁもう関係無いか。我々の敗北はどの国も知るところとなったわけだ」
夕張D「……どうされますか」
長月「深刻に考えるな。護衛はついているだろう」
夕張D「はい。水雷戦隊が護衛に当たっています。第43、旗艦は矢矧です」
長月「あいつなら安心だ。相手が警告を無視するようなら撃沈してしまって構わんと伝えてくれ。致死弾頭を持っている可能性もあるから接近はしないように」
夕張D「了解です」
茶色妖精「人間どもめ、我らの不利を知ると露骨に動き始めおった」
長月「このご時世に死体蹴りは普通だろ。まぁ私は絶対許さないけどな」ケラケラ
嶋田「やれやれ」
港湾棲姫「……そんな笑い合っている場合か」
長月「あれ、お前だけか。姫はどうした?」
港湾棲姫「……私も姫だ」
長月「それもそうか。じゃあそのえー、五位の姫だ」
港湾棲姫「……五位なら自分の家だ」
長月「家へ帰ったか。戦死が伝わるまでは元気だったんだけどな」
港湾棲姫「……七位は本当に強かった。私も未だに死んだのが信じられない」
長月「変わった奴だったが話の分かる良い奴だった」
港湾棲姫「……彼女は元艦娘。お前たちと気が合ってもおかしくない」
嶋田「おいちょっと待て。艦娘が役職持ちになることもあるのか」
港湾棲姫「実力さえあえればお父様は出自に関係なく誰であろうと重用される。それなりの待遇で」
嶋田「七位が艦娘だったなんて聞いてないぞ」
港湾棲姫「……言っていなかったからな。他にも第四位が元艦娘だった筈」
嶋田「四位とはどいつのことだ」
港湾棲姫「……お前たちの符牒で戦艦棲姫と呼ばれていた」
嶋田「ショートランドの……! あいつも艦娘だったのか」
長月「なぁ六位」
港湾棲姫「……なんだ」
長月「その二人の中身を、艦娘だった時の名前を覚えているか」
港湾棲姫「……覚えている。第四位がナガト、第七位がアカギ」
長月「私の感性も腐ったものだな。こんな近くに居た戦友に気づかないなんて」
港湾棲姫「……七位は出自を隠そうとしていた。だから私も言わなかった」
長月「まぁその話はまた後でしよう。お前のところに大妖精から届いたという連絡の話を頼む」
嶋田「そ、そうだな。少し脱線がすぎた」
茶色妖精「賛成でござる」
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