18: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2016/06/30(木) 19:48:12.33 ID:GUujIImdo
飛行場姫「トーちゃんは呪いみたいな感情に縛られて周りに不幸を撒き散らしてる。戦争の元凶って言われる妖精を誰も救おうとはしない。……他のことに頭がいっぱいで今まで忘れちゃってたよ」
重装兵「忘れてたんじゃないよ。今だからこそ行けるんだ」
飛行場姫「そうかな?」
重装兵「そうだよ。本当にすべきことは馬鹿らしいくらい簡単なものさ。するまでとした後が難しいんだけどね」
飛行場姫「……あー」
重装兵「俺も間違った選択肢を選び続けてた。建前とか面倒な現実に惑わされて選びとるべきものを非現実的だって決めつけてさ」
重装兵「その点、君がさっき見つけた答えは本当に非常識かつシンプルだ。きっと正しい」
飛行場姫「なんだそれ。非常識でシンプルってイカれてるだろ」ケラケラ
重装兵「そこがこの世界の面白いところだよ」ゲラゲラ
飛行場姫「私たちって似たもの同士なのかもな。ここまで失わないと気づけないなんて」
重装兵「かもな」
飛行場姫「それまでの犠牲が大きすぎて天国には行けそうにないなこりゃ」
重装兵「一緒に地獄へ行こう」ケラケラ
飛行場姫「しょーがねーな〜。でもホント死んだ奴らにはかける言葉もねーよ」
重装兵「仏様は許してくれないだろうけどさ、俺は君のお陰で自分を許すことが出来た」
飛行場姫「お、良かったな! トラウマ克服じゃん!」
重装兵「ああ。自分で出来たというか君に許してもらった、だね。本当に感謝してるよ」
飛行場姫「そりゃなによりだ」ケラケラ
重装兵「今度は俺が君を許すよ。これからすることをどこの誰が咎めようと俺だけは味方だ」
飛行場姫「……もしかしてあの時と逆だぞ〜って言いたいのか?」
重装兵「ま、借りくらいは返しとかないとね」
飛行場姫「バーカ。私のカリをこれくらいで返せるわけ無いだろ。オマエごときだと利子だけで一生ローン組んでも足りねーよ」ケラケラ
重装兵「ならその利子分くらいは生にしがみついてみるさ。君の助言に従ってね」
飛行場姫「口だけは達者になりおってからに……」ムムム
重装兵「嬉しいなら素直に嬉しいって言えよ」
飛行場姫「ムッフッフ。私を許してくれるのは実はオマエだけじゃねーんだよ」
重装兵「へぇ?」
飛行場姫「戦艦と空母と戦艦と空母の混ざりもんがいつも私の側に居てくれんだ。あいつらだって何があっても私の味方でいてくれる」
重装兵「そんな四人が居たのか」
飛行場姫「いや三人だぞ」
重装兵「えっ」
飛行場姫「えっ」
重装兵「『戦艦』と『空母』と『戦艦』と『空母のまざりもん』」
飛行場姫「そう。『戦艦』と『空母』と『戦艦と空母の混ざりもん』」
重装兵「四人じゃん」
飛行場姫「三人だつってんだろーこのタコ助」
重装兵「日本語やり直せこのアンポンタン」
飛行場姫「下っ端の兵士が数も数えられんからオマエの国は戦争に負けるんだよ」
重装兵「殴るぞ」
飛行場姫「ちょっと私も言い過ぎた。落ち着けって。な?」
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