20: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2016/06/30(木) 19:52:02.94 ID:GUujIImdo
3月21日
朝 海洋連合 ラバウル総司令部
重装兵「――――以上が五位の姫からの伝言です」
長月「ご苦労。よく伝えてくれた」
重装兵「あの、長門さんは?」
長月「あいつは別に司令部要員じゃ無いぞ。今は艦隊の任務で哨戒へ出てるよ」
嶋田「……」
重装兵「ご無事なんですね。よかった」
長月「お前が心配すると面白いな」ケラケラ
重装兵「もう今は仲間のつもりですから。失礼します」
長月「ありがとう。じゃあな〜」
嶋田「……長門君のシグナルは」
長月「もう無い。沈んだと考えるのが妥当だろうな」
茶色妖精「日向殿も捕まったまま、人質の姫も帰して最早おらず……長月殿、この後はどうされるのか?」
長月「私が何か考えてると思うか? 駆逐艦だぞ駆逐艦」シレッ
嶋田「……職務放棄するな」
茶色妖精「頼むでござる……」
長月「逆に妖精に何かウルトラCは無いのか。超能力使ったりさ」
茶色妖精「そんなものはござらん。もしあっても使えんでござる」
長月「艦娘作ったんだから最後まで責任取れ〜」
茶色妖精(長月殿の目が据わってござる……)
長月「ていうかお前らは一体いつまで私たちの味方をしてくれるんだ」
茶色妖精「いつまでとは?」
長月「海洋連合の奴らが死んで居なくなったらどうするんだ。また人間に頭下げて場所借りて戦い続けたりとか」
茶色妖精「そうでござるな。まだ確認を取っておらんので今から言うことを妖精全体の決定だとは思って欲しくないでござるが……」
長月「うん」
茶色妖精「おそらく我々は人間を見捨てるでござる」
嶋田「見捨てる……?」
茶色妖精「元々人間の生態系破壊についての議論から始まった分裂ですからな」
茶色妖精「あれは人間の可能性を信じるが故の同盟でござったし、またその上に成り立つものでござった」
長月「それは最早無い」
茶色妖精「うむ。結局艦娘は所詮ただの道具と見なされこき使われ、変わろうとした人間は仲間内から排除されてしまった。その帰結がブインでありこの場所でもある」
長月「……」
茶色妖精「我々のそもそもの目的は地球の生命を守ること。この場所が無くなれば、残った道は一つだけでござる」
嶋田「人間としてはなんとかお助け願いたいもんだがな」
茶色妖精「妖精としてもそうしたいのは山々なのですが。まぁ少なくとも海洋連合が残っている間は妖精は人間の味方でござるよ」
長月「そりゃありがたい」
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