茄子「おやすみなさい、プロデューサー」
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10:名無しNIPPER[saga]
2016/07/03(日) 00:45:47.15 ID:1a597gsV0
文香
「……辞める前、ですか? 事務所は特に変わった様子はありませんでしたけど……Pさんにもおかしなところはありませんでした。

 ですから、Pさんの辞表が届いたときはみんな真っ青になっていました。

 ええ、NGの皆さんは特にショックを受けたようで……卯月さんの様子ですか?

 ……確か、泣いていたと記憶していますが。

 ……どういうことです? 卯月さんたちに監禁されていた……?

 桃華さんと、響子さんと、幸子さんも一緒になって……?

 監禁場所に志希さんが現れて、惚れ薬のようなものを嗅がされて、そこから先の記憶がない、と。

 ……にわかには信じがたい話です……もっと詳しく聞かせていただけますか?

 ……なるほど。Pさんは実際に事務所を辞めようとしていた。しかしその噂は事務所に蔓延していて、卯月さんたちはPさんが辞める前にその身柄を拘束、翻意させるために監禁した。

 そして一週間ほどしたある日、Pさんの匂いから犯人を嗅ぎつけた志希さんが、監禁場所を特定して、Pさんを独占するために惚れ薬を使った……そこから先の記憶が途絶えているわけですね?

 ……ひとつ、確認してもよろしいでしょうか……Pさんの感覚では、志希さんにさらわれた後、すぐにここで目覚めたということになっているのですか?

 ……そうですか。やはりこの数年間は、Pさんの中ではなかったことになっているのですね……」



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