1:名無しNIPPER
2016/07/10(日) 17:23:31.78 ID:7bRb4P01O
――森林限界を超えた山の頂にも、花が咲いた。
光の速さで駆け抜けた、あの夏休みが終わりを迎えた。
9月、新学期
夏休み明けの通学路は、休暇から気分が切り替えられずどこも浮足立っていた
休暇中の楽しい思い出ではじけてる人、心配ごとで沈んでる人
インターハイ団体戦優勝という輝かしい成績を修めた私たちは、後者だった
咲「和ちゃん、今日学校来るかなぁ」
優希「わかんないじぇ……」
私を励ましてくれる優希ちゃんの声にも、覇気がない。
咲「私、東京から帰ってきてから携帯電話ずっと肌身離さず持ってて。……でも、夏休み中一度も連絡来なかったよ?」
優希「私もメールとかしたけど、返信とか全然だじぇ」
優希ちゃんはそっとため息
夏休み中でだいぶ触り慣れたスマホ。
和ちゃんからの電話がいつ掛かってきても絶対取る!という目標も果たせないまま、今日も寡黙な態度を保ってポケットの中。
朝から気落ちしたムードの中、優希ちゃんと二人で通学路を歩いていく。
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