11:名無しNIPPER
2016/07/10(日) 22:55:54.72 ID:xZB/hCGiO
咲「でも、なんか……」
たしかに顔のパーツとか似てるし、懐かしい面影は感じられる。
ここ二週間ほど会えていなかったけど、それでも私は彼女を覚えている。
咲「……もしかして、和ちゃん?」
「……!……!」
弾かれたように、男子が頷く。
荒唐無稽な質問をする私に、呆れた様子の優希ちゃん。
優希「はぁっ。咲ちゃん……のどちゃんは女子だじょ」
咲「でも彼、頷いてるよ?」
優希「オレオレ詐欺と同じ手口だじぇ」
咲「ああ、なるほどねぇ」
「そ、そこで納得しないでくださいよっ!」
咲「ひゃあっ!?」
するどいツッコミ
全力で食いついてきたピンク男子は、さっと姿勢を正して。
和♂「――お久しぶりです。優希、咲さん。その、私……原村和です……」
優希「えっ……」
咲「うそ……」
東京で倒れて搬送された和ちゃん。
夏休みを経て、今まで通りに、元気に登校してきてくれると。誰もがそう信じていた。
そんな私達の予想は、願いは――思わぬ形で破られることとなった。
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