131:初めてのキス、そして…… ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/10(水) 23:58:23.06 ID:lLiR9XQxO
わざわざ向かい合って着替えることもないので、和ちゃんから胸を隠すように反対側を向いて着替え始めた。
とりあえず、着ていたトレーナーを脱ぐ。
そろそろ十月下旬に差し掛かっているせいか、外気にさらされて肌がひんやりとした。
和♂「……ごくっ」
続いてスカートのファスナーを下ろすと、僅かに息を呑む音がした。
真後ろに視線を移すと、和ちゃんがお腹の辺りに手を添えながら、真っ赤になって俯いている。
咲(……緊張してるのかな?)
咲「もう、なに俯いてるの〜?手伝ってくれるんじゃなかったの?」
和♂「えっ…あ、はい。そう、でしたね…」モジモジ
落ち着かない様子で、ゆっくりと近寄ってくる。
和♂「…手伝うとは言っても、最後に背中のファスナーを上げるくらいですけどね」
和ちゃんは、苦笑した。
咲(そういえば、着替えに手伝いが必要なのって、ウェデングドレスや着物くらいじゃない?)
下着姿の上からドレスを模した純白の服を脚から通し、袖に腕を通す。
ファスナーが髪を巻き込まないように、うなじを見せるみたいに襟足を纏めて持ち上げると、また息を呑む音がした。
ジィィィィ―。
背中が開いた感触が、ファスナーを上げる音と共に消えていく。
咲「――ん、ありがと」ニコニコ
和♂「いえ」
短く言葉を交えてから、今度は和ちゃんの着替えだ。
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