咲「和ちゃんが男子になっていまいました」
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130:初めてのキス、そして…… ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/10(水) 23:55:52.49 ID:lLiR9XQxO

二階に上がって、自室に戻る。

すると、座るでもなく、かといって何かしている訳でもなく。和ちゃんは手持無沙汰にドアのすぐ近くに立っていた。

咲「どうしたの、和ちゃん?」

和♂「いえ、その、どこに座っていいものかと…」

咲「えっ、そんなに散らかってる!?」

和♂「そうではなくて、……ここが咲さんの部屋なんだと思ったら、感慨深くて…」

咲「もう〜、和ちゃん訳わかんないよ〜」

思わず笑ってしまった私に、「ですよね…」と和ちゃんも小さく笑っていた。


咲「飲み物持ってこ……あ、いっか。服着るのに、濡れたら嫌だもんね」

私の言葉に頷いた和ちゃんは、丁寧にスーツケースを開いた。

中にはロリィタファッションの服が、丁寧に畳まれた状態で数着入っている。


和♂「すみません、うちならもっと沢山あるのですが。あいにく父が休日だったようで」

咲「ううん、全然! あーでも私、こういう服って、染谷先輩の喫茶店で着たメイド服以来だな〜」

和♂「あぁ……そういえば、そんなこともありましたね」フフッ

咲「ねっ。あ、この真っ白の可愛い〜!」パァァ

純白の、フリルのディテールが印象的な、ドレスみたいな服が目に留まった。

和♂「はい、可愛いですよね。それ、私のお気に入りだったんです」ニコッ

咲「着てみたいなぁ〜、いいかな?」

和♂「ええ、勿論です。お手伝いしましょうか?」

咲「うん、じゃあお願い」




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