咲「和ちゃんが男子になっていまいました」
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20: ◆uFgKAeBDKs
2016/07/31(日) 15:34:36.46 ID:5LOgFkBWO

「「「……」」」


空気が、重い…

数週間ぶりに、絵に描いたような感動の再会を果たした私たち三人の間には、その事実に反してあまりにも不釣り合いな重苦しい沈黙

何しろ今の私たちは、あまりの事実にびっくりで言葉もなく。

加えて、すぐ気付いてあげられなかった罪悪感から、彼女(?)に対してまともに顔向けできそうにない。

咲(……というか、信じろって言われても難しいと思うんだけど)


和♂「ですよね……わかる訳ないですよね……」

咲「あ、その……」

まるでこちらの動揺が筒抜けのように、目の前には、和ちゃんの諦めたように魂が抜けたみたいな半笑い

咲(和ちゃん、きっと傷ついてるよね……)

咲(ちゃんと気づいてあげられなくてごめんねって、和ちゃんに謝ろう)


和♂「……すみませんでした」

咲「っ!? そう、それ!」

和♂「そ、そんなに、怒鳴らなくてもいいじゃないですかぁ。謝ってるんですからぁ」グスッ

咲「ええ!? あっ、違うよ! 別に怒鳴ってなんて……」

またしても、私の感情を先読みしたかのような先駆ける謝罪。

私の気持ちを代弁してくれたのかと思うくらいに、息がぴったりだったのに。どうやら今度のは、和ちゃん自身の言葉だったらしい。

……このタイミングで、ふとした会話の中に、阿吽の呼吸というのを期待したのは、さすがに私の欲張り?


クイズ番組みたいに『ピンポン!』みたいな効果音とか出てくれれば、もっとコミュニケーションが楽なのにな……

咲(会話における意思疎通って、難しいよね!)



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