36:友達と、いつもの日常 ◆uFgKAeBDKs[saga]
2016/07/31(日) 16:40:15.18 ID:5LOgFkBWO
和♂「こんにちは、咲さん」
咲「あ、和ちゃんっ」
叢にペタンと座り込む咲さんは、小さなお弁当箱を膝の上に置いて須賀君とおしゃべり。
こちらを振り返って、天使のようにふんわり微笑んだ
咲「あ、京ちゃんっ。優希ちゃん来たよ?」
京太郎「わかってるっての」
けれど咲さんの視線は私で止まらず、私の隣の優希へ。
そしてにんまり笑ってから、今度は隣の須賀君へ移る。
京太郎「優希、今日のタコスは一味違うぜ!」
優希「! ご託はいいからさっさとよこせ、犬っ」
京太郎「あっこら!」
優希は須賀君からタコスをひったくり、ガブリと噛みつく
優希「あっつ、辛っ! な、なんなんだじぇコレ!?」
京太郎「お前の食事には圧倒的に感謝と行儀が足りてないからな、それはワサビ唐辛子を入れた躾用だ」
京太郎「壁に噛みつく犬には、噛みついたら苦い思いをすることを経験で教えてやらないと矯正できないだろ?」
優希「なにを〜!! 京太郎こそタコスで遊ぶなっ。犬のくせに生意気だじぇっ!」
出会って一分。
いつもの通り、既に二人の痴話喧嘩が始まっていた。
優希と須賀君の過ごす二人の時間は、とても濃い。
咲「あはは、京ちゃんと優希ちゃん仲良いよねー」
そして、そんな二人を眺めながら幸せそうにつぶやく咲さん。
私は咲さんを見ているだけで幸せです
咲「あっ、あっ、京ちゃんに動きが!」
和♂「え?」
視線を向けると、そこには巧みにタコスを使い優希を餌付けし始める須賀君。
さながら猛獣使いのよう。いや、全国区の魔物使いでしょうか
猛獣と揶揄されても仕方ないですけど
でも、タコスを頬張ったせいでむせる優希の背中を撫でる須賀君の表情は、とても優しげ。
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