咲「和ちゃんが男子になっていまいました」
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57:試験前。友達と、私の居場所 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 15:32:48.26 ID:IF7t6qkEO
咲さんは私の胸に顔を押し付ける。
咲「でも、和ちゃんは、ちゃんと来てくれた……」ギュッ
咲「ちゃんと、いてくれるよね……?」
和♂「……はい」
咲「ずっと、ずっとよ……?」
和♂「もちろん、一緒にいますよ」
荒かった息が少しずつ落ち着きはじめ、咲さんは段々私に体重を預けてくる。
小刻みに震える体は、びっくりするくらい軽かった。
咲「和ちゃん…」
和♂「はい?」
胸に埋まっていた咲さんが、私を見上げて笑っていた。
安心したみたいに笑ってる。
和♂「どうしました、咲さん…?」
咲「…ううん。和ちゃんって、いつも私の傍にいてくれてるなぁ…って…」
考えなしに、なんとなく、思ったことを口にする。
和♂「いますよ……」
静かに答えた。
するりと口からあふれた。ずっと待っていたかのように、考えるまでもなく
和♂(あなたの支えになりたい……)
和♂「私は……咲さんのそばにいたいですから……」
咲「……っ!!」ダキッ
今度は咲さんが、私の頭を胸に抱きとめてくれた。
私は今、どんな顔をしていたんでしょうか……
とても抱きしめずにはいられない顔? それってどういう意味で?
和♂「……咲さん、咲さん……」
和♂(それがどんな意味だってかまいません…)
だからお願いします神様、せめて私が部室にいる間だけ、時間を止めてくれませんか?
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