咲「和ちゃんが男子になっていまいました」
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7:名無しNIPPER
2016/07/10(日) 21:58:50.32 ID:xZB/hCGiO



……

………


咲「……」

幸せの絶頂の中での、唐突な。
和ちゃんの突然の体調不良と共に幕を閉じた、私たちのインターハイ。

和ちゃんは個人戦当日も入院先で意識が戻らず棄権。
私も、個人戦は棄権してしまった。

薄れていく非日常の熱気。
新学期が始まれば、原村和も普段通り登校してくるだろうと、皆が信じていた。


咲「……あれ」

優希「ん?どうしたー、咲ちゃん」

咲「なんか校門の前、人だかりができてない…?」

優希「登校時間なんだから当たり前だじょ」

咲「あはは、それもそっか」

いつもの登校日。
秋を間近に控えたものの、まだまだ暑いコンクリートの舗装道。

夏休み前みたいに、道端に蜃気楼が見えたりはしないけど。

どこか懐かしい面影を残したピンク髪の男子生徒が、リュックを後ろ手に持ちながら校門に凭れている。




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