8:名無しNIPPER
2016/07/10(日) 22:16:50.26 ID:x2FQIJQa0
「え、誰あれヤバ」
「ちょ、話しかけてみなって」
「えーっなんであたし〜!?」
その男子生徒を遠巻きに眺めながら横を通り過ぎる女子生徒の集団からは、僅かに黄色い声が聞こえてくる。
その男子生徒は居心地悪そうに、髪の毛を弄ったり、右腕に付けた腕時計を気にするような仕草でやり過ごしている。
周りを気にしていて、しきりに周囲を見回していた。
咲(だれか人でも待ってるのかな……?)
優希「さ、あんまりのんびりしてると遅刻しちゃうじぇ」
咲「あ、うんっ」
優希「そういえば一緒に登校して思った。咲ちゃんって方向音痴だけど、意外と通学路はちゃんと覚えてるんだなー」
咲「もうっ、そんなの当り前でしょーっ!」
優希ちゃんの笑い声。
咲(からかわれただけだったのかな……)
でも私も、ちょっと大きめに声を出して気合が入った。
生粋の文科系の私が、なぜか若干運動部のノリ。
今日はなんだか、変なことが起きそう
「咲さんっ、優希……!」
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