36:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 14:51:17.85 ID:kUE32Zl+0
魔法使い「あの町か……確かに物はいいものがあったけど、あんまりいい思い出もないな」
魔法使いはそう言って目を細める。
戦士「そうね……特にお金を持った商人なんかはひどかったわよね」
僧侶「んー? なんかあったっけ?」
魔法使い「お前マジかよ……ボロボロになったふくろを路地に放置する商人とやりあっただろ」
僧侶「ああ、勇者が注意した人のことか」
ピンと思い出したように僧侶が眉を上げる。
戦士「高級品をああもゴミみたいに扱われるのは、さすがに気分がわるいわよね、商人の町には、貧困階級の人もたくさんいたのに」
魔法使い「おまけに変わりのふくろはいくらでもあると言い出すしな、ふくろ一ついくらすると思ってんだか……、あーなんか思い出したらまたイライラしてきた」
僧侶「勇者が注意して、それでなんかめんどくさいことになって……結局その商人は廃業したんだっけ?」
紅茶をカップに注ぎながら、僧侶は思い出すように視線を上に投げた。
勇者「どうだったかな……もう忘れた」
僧侶からカップを受け取りながら、勇者は口を開く。
勇者「まぁ、あんな商売の仕方じゃ、早いか遅いかの違いだったろーさ」
魔法使い「それな、なんであんな性格になっちまったんだか」
戦士「権力は人を変えるって言うからね、特に男性に多いようだけれど」
僧侶「魔法使いは一瞬で溺れそう」
魔法使い「ほう、僧侶は全くそういったこととは無縁そうだな」
僧侶「セイ」
魔法使い「どわっつ、攻撃への切り替えが速い!」
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