44:名無しNIPPER[sage]
2016/07/26(火) 22:58:34.20 ID:imKmeICio
了解
待ってる
45: ◆BRVDE48Y6OxB
2016/07/27(水) 21:46:55.19 ID:81ehqMkB0
いきまーす
46: ◆BRVDE48Y6OxB
2016/07/27(水) 21:47:21.97 ID:81ehqMkB0
絶えず光が反射する街、新東京。
光があるところには影がある。
それはたとえ光そのものの近くにだって
より濃く存在する。
47: ◆BRVDE48Y6OxB
2016/07/27(水) 21:47:48.70 ID:81ehqMkB0
第2話「化物」
「イッチ、ニッッイッ」
48: ◆BRVDE48Y6OxB
2016/07/27(水) 21:48:14.65 ID:81ehqMkB0
コンクリートに囲まれたその場所は人の目につきにくい。この街の影とはこのような場所のことを指していたりする。
五歩も歩けば光できらびやかな通りに出られるのに。影の住人はそのことに気づかないし、光にあたる住人もそれを見ようとしない。
見えないのではない、見ようとしないのだ。
49: ◆BRVDE48Y6OxB
2016/07/27(水) 21:48:40.56 ID:81ehqMkB0
少年はその影そのものだった。
目の焦点は定まっていなくて、
辺りは赤黒く染まっている。
50: ◆BRVDE48Y6OxB
2016/07/27(水) 21:49:07.60 ID:81ehqMkB0
「美しくない、非常にナンセンスだ」
少年は見上げた。
51: ◆BRVDE48Y6OxB
2016/07/27(水) 21:49:33.02 ID:81ehqMkB0
「誰だよ、あんた」
少年に見られたことに気づいた男は屋上に立ったまま言った。
52: ◆BRVDE48Y6OxB
2016/07/27(水) 21:50:01.62 ID:81ehqMkB0
紳士が言うと少年は再び斧を振り上げた。
するとカランと斧をアスファルトの上に落とし、少年の体を黒と紫を混ぜたような色の湯気が覆った。
53: ◆BRVDE48Y6OxB[saga]
2016/07/27(水) 21:50:27.23 ID:81ehqMkB0
行為を見られたということが殺意につながったのかもしれない。それはある種の美学を持っているということである。
「君も美学を持ち合わせていたか、
いいね、それでこそ狂人だ!」
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