84: ◆BRVDE48Y6OxB
2016/08/01(月) 23:44:08.62 ID:Rb1RP4JX0
ドアノブに力が入り、左手で勢いよく回して
体で扉を押し右手の銃で牽制して入る、
「動くな!」
たった一言だけ発する。
ヤマトの目に入ったのは自分のデスクの椅子にこちらとは逆に向いた男の姿だった。
照明はついていなくて姿は見えない。
夜目に慣らすことをしなかったヤマトは
衰えたなと自分の腕を卑下した。
ヤマトの声に反応してゆっくりとくるりと椅子が回る。
依然、その顔は見えない。が、紅く光る瞳だけ
存在が目立っていた。
「吸血鬼かッ!だがなッこの距離ならッ
この拳銃でも貴様らには有効射程だッ!」
模範的な牽制だった。
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