新東京物語
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94: ◆BRVDE48Y6OxB
2016/08/11(木) 22:53:42.22 ID:EAELfEue0


真来寺の造りは普通のそれと変わっていた。
中の御堂の柱に弟子たちは背をつけ経文を唱える。経文を唱えることをきっかけとして彼らは自らのオーラを寺そのものに流し続けているのだ。

従って住職が許可した者の全力の闘気以外は
寺に入ることを許されない。抜群のセキュリティを誇っている。

十五のときにこの寺を飛び出して新東京へと身を移した大和は住職の怒りに触れ寺に入ることを許されていないということである。


大和がその事実に狼狽えていると門はゆっくりと開いた。

中には頭を丸めた坊主が立っている。

「お久しぶりですね、大和君。
君が再びここの門をくぐろうとすることを
待っていました」

眼鏡をかけた坊主は落ち着いた口調で
まるで全てを予め知っていたようにはなす。

「ご無沙汰しています。倉科さん。
無理を承知の上です。住職に
会わせていただけないでしょうか」

大和は頭をさげる。
すると倉科はにっこりと慈愛の笑みを浮かべて
門の中へと手を招く。

「私の能力を知っているでしょう。
住職は確かにお怒りです。
骨の二本は覚悟して下さいね」



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