【モバマス】はちみつミルクな甘い情事【R18】
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/07/28(木) 17:59:21.50 ID:J8vUI54l0
「ほら、滑るかもだから足もと気をつけて……」
「は〜い、よいしょっ……と」
とある週末の夜。
俺は愛する妻の手を取ってエスコートしながら、浴室へと足を踏み入れていた。
もちろん、二人とも夫婦の契りを交わした間柄であるから、互いに一糸纏わぬまま。
とはいえ恥ずかしさが全くないといえば嘘になって、少しだけ俺の鼓動は早まっている。
妻の方も、ちらと顔を見れば微かに頬に朱が差しているように見えた。
ここは、俺たち夫婦が結婚を機に越してきた新居である。
この1LDKの賃貸マンションの風呂場は手狭で、どう見ても成人が二人で入ることは想定されていないようだったが、それはあまり問題ではない。
むしろ、浴室の狭さが妻の転倒などの不慮の事態へのフォローに入れる可能性を増し、逆に好都合なのではとすら思っていた。
それを言うと、妻は心配性すぎです、なんて言っておかしそうに笑うのだが、俺は大真面目だ。
何せ、愛する妻のお腹には今―――。
「ふふっ♪こんなに大事にエスコートされて……まるでお姫様になったみたいです♪」
「お喜びいただき何よりで。……本当に、身体は大丈夫なのか?」
「もう……同じこと何回も。本当に心配性なんだから……大丈夫ですよ、絶好調ですっ♪」
「あ、ああ……ならいいんだが……」
何度となく今日繰り返された、同じやり取り。
その全てで妻の答えは同じで、ここに至って俺は腹をくくる。
彼女が大丈夫だと言うなら、本当に大丈夫なのだろう。
思えばアイドルだったころから、彼女は過度な無理はしないタイプだった。
彼女をもっと信頼すべきかもしれない―――何せ俺たちは、夫婦なのだから。
「じゃ、じゃあ、するぞ……!」
「その前にまず、シャワー浴びて体流しませんか?このままだと、身体冷えちゃいますし」
ごく真っ当な妻の発言に、いきなり出鼻を挫かれる。
どうにも締まらないな……。
必要以上に、俺が緊張しているせいだろうか。
「あ、ああ、そうだな……!」
「……ふふっ、するのはそれからで……ね?」
妖艶に笑む妻に、思わず目を奪われる。
二十歳を越えてから、彼女はこんな色っぽい表情を見せるようになった。
彼女を17の時から知っている俺でも、ドキッとするような女の表情を―――。
俺の妻のかつての名前は、三村かな子。
現在、妊娠7ヶ月―――。
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