33: ◆xGxUpvkF.6[saga]
2016/08/04(木) 01:52:36.23 ID:c72w4K4h0
雪乃「何 を し た の ?」グリッ
貝木「知ってるだろ? 依頼があって金を受け取り呪いをかける。それだけのことだ」
貝木「由比ヶ浜とかいう娘の依頼人は誰だったかな? 名前は忘れたが冴えない女子高生だったよ」
貝木「痴情のもつれか逆恨みか、まぁそんなとこだろう」
貝木「ひき?…なんとか小町は友人に俺のことを紹介するよう頼んだらしい」
貝木「そしてそいつは自分が呪いをかけられると思ったんだろうな。小町という娘を呪ってくれと依頼してきたよ。バカなガキほど金は持ってるもんだな」
雪乃「呪いとは何を指すのかしら? まさか本物のオカルトだなんて言わないわよね?」
貝木「ああ、呪いなんてものはない。だがそれを恐れる心は誰にでもある。意識していなくてもな」
貝木「幽霊なんていないと理解しながらも暗闇を恐れるような心理、それを利用する。俺がやるのは静かな水面にインクを一滴だけ垂らすようなものだ」
雪乃「催眠術かしら? 要は偽物ねあなた」
貝木「本物なんてものは存在しない」
雪乃「…何のためにそんなことをしているの?」
貝木「金のためだ」
雪乃「くだらないわね」
貝木「くだらなくはない。金で買えないものはない。友情も愛情も信頼も地位も名誉も金で買える」
雪乃「哀れね。お金で本物は買えないわ。人間関係なんて最たるものよ」
貝木「なるほど……ご立派な価値観をお持ちで」
貝木「で、本物の人間関係とは何だ?」クルッ
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